保険適用申請の流れと必要書類

2024年8月22日

保険適用申請の流れと必要書類

真性包茎やカントン包茎の特徴

包茎の中でも真性包茎は包皮が常に亀頭を覆い被さっている状態です。排尿については問題ないのですが、包皮に覆われている部分には恥垢と呼ぶ汚れが蓄積されているので感染を引き起こしやすいですし、夏場など蒸れるような時期には臭いも問題になりやすいです。カントン包茎は、元々仮性包茎の重度の症状を持つ人が無理に皮を剥いて元に戻らなくなり強い痛みを伴うなどの症状です。リンパが腫れて来るので元に戻すことは困難で早急な手術が求められます。

仮性包茎は特別手術をしなくても問題はないとされますが、仮性包茎の症状が重度のとき無理矢理皮を剥いえtカントン包茎になってしまった、このようなときは緊急手術を行うこともありますし、この場合は保険適用で治療が可能です。それと、真性包茎の場合も治療を行う病院を選択することで保険適用となります。保険適用になる条件には、大きな総合病院で真性包茎であることが認められることや決められた術式などが挙げられます。

美容医療サービスにも求められる申請書類

昨今、美容医療の分野においても真性包茎など包茎治療を手掛けているクリニックが多くなっています。ただ、中にはさまざまな問題を抱えているクリニックも多いのが現状で、厚生労働省は美容医療サービスの中で展開される包茎手術の問題点をまとめ、適切な利用を提供するための申請手続きを行っているといいます。

真性包茎は基本的に手術が必要な包茎の状態で、美容医療の分野では保険適用外になります。しかし、真性包茎は機能的な治療を必要になる状態ですから、保険適用になるのではないか、このように考える人も多いことでしょう。クリニック側が保険適用の方で真性包茎の治療を行う場合には、必要書類を揃えて申請が必要といわれています。なお、申請を行う理由は適正な治療を提供しているクリニックであるのか、真性包茎の治療を適切に行うことができる技術や設備があるなどの証にもなるものです。保険適用になれば治療を受ける側の負担も減りますし、安心して手術を受けられる証にもなるのではないでしょうか。

まとめ

厚生労働省の公式サイトには、新しい医療機器や体外診断用医薬品を保険診療で使用するためには、保険適用手続きが必要といった記載が行われています。美容医療の分野では、保険適用外の治療が多いですが、真性包茎など機能的な治療を提供する場合は保険適用にするのが一般的な考え方です。保険が使えることで患者さんは自己負担額が減りますので経済的な負担の軽減ができること、そして国に対して申請を行うときにも審査が行われるので、安心して治療を提供しているクリニックを選択できる、このようなメリットもあります。